Chill MUSICA

Chill MUSICA / うた / よそみの速度

よそみの速度

昼の月が 白いことを なぜか きみに教えたくなった スマホの通知が 鳴る前に 影だけが 先に伸びていく
知らない誰かの笑い声 きみの横顔が 少し揺れる そんな一瞬だけを集めて たしかな愛を作ろうとしてた
意味と意味の あいだにある 言葉にならない距離が なぜか一番 近い気がした 近づくほどに 遠ざかるみたいに
ぜんまいの残響が 心の奥でチクタク言ってる Every second feels delayed 這份想念 有一點重 触れないやさしさだけが まだ呼吸をつづけている
ふたりの影がずれてることに お互い気づかないふりで歩く 街はいつもどおり 午後3時の顔 だけど空だけが昨日と違う
ぼくの愛はたぶん直線じゃない ループかもしれん らせんかもしれん 思い出ってやつは勝手に膨張する きみの輪郭まで 飲み込むみたいに
セミコロンで泣いている きみの言葉が途中で終わる I know you didn’t mean to 但我還是有點痛 終わらせないために ぼくら 止まってただけ
忘れたふりも 思い出すことも 同じくらい 誠実だと思った Maybe that’s why I still wait for your silence 静かすぎる夜だけが ぼくに正直だった
光よりすこし遅い 想いがようやく届くころには Your smile’s already fading 不過我還在原地 わかりあえた日々よりも すれ違った日が愛おしい
たとえば「好き」の反対語が 「言えなかった」なら きみは何度 ぼくに 好きって言ったんだろう