Chill MUSICA

Chill MUSICA / うた / フォトグラフ

フォトグラフ

はりあな ひとつ 箱の中に 世界がさかさまに落ちてくる 露光は三分 息を止める まばたきより長い 記憶のしかた 引っ越しの朝 壁の日焼け跡 額縁の形だけ残ってる 誰かがここで 何かを飾ってた それだけわかれば 十分だった
指紋だらけの画面を拭いて 君のいない風景を なぞってる
ひかり ひかりが間に合った日を 僕ら 僕らはずっと 忘れられないで ひかり ひかりを閉じ込めた箱を 僕ら 僕らはそっと フォトグラフと呼んで やわらかくなった嘘 にじんだぶんだけ 近くなる
プロンプトに打ち込む 夏の輪郭 「逆光 麦わら 水平線」 銀塩の粒子じゃ残せない 完璧な嘘が 並んでいる 古いアルバム 糊がはがれて ずれた配置のまま 時が止まる ハレーションの中 溶けてる顔が どの記憶より あたたかい
二度と撮れない光があるから 僕らは何度も 目を凝らしてる
ひかり ひかりが間に合った日を 僕ら 僕らはずっと 忘れられないで ひかり ひかりを閉じ込めた箱を 僕ら 僕らはそっと フォトグラフと呼んで やわらかくなった嘘 にじんだぶんだけ 近くなる
百年前のかんこうし に 誰かの日曜日が灼きついてる 洗濯物と 猫と 庭先 たぶん特別じゃない午後だった 君を残すのに 理由はいらない ただ光が 間に合えばいい
ひかり ひかりが間に合った日を 僕ら 僕らはずっと 抱きしめているよ ひかり ひかりを閉じ込めた箱を 僕ら 僕らはまだ 開けられないで やわらかくなった嘘 にじんだぶんだけ あたたかい
la la la la la la la keeping you in the light la la la la la la la photograph of my life