Chill MUSICA

Chill MUSICA / うた / 鏡の向こう

鏡の向こう

春風ビビる

春風ビビる』 2026 · Spotify

君と僕は 同じ日に生まれた 同じ空を見て 同じ夢を見た いつも隣に 当たり前にいた それが永遠だと 信じていた でも時は流れ 道は分かれて 君は光の中 僕は影の中 才能に恵まれた君と 何も持たない僕の距離
光だけじゃ 存在できない 影だけでも 意味がない 二つが交わる その場所に 「僕」という幻が浮かぶ
鏡の向こうで 君が笑う こっち側では 僕が泣く 光と影が 混ざり合い 輪郭さえも 曖昧なまま 結局「自分」なんて 虚ろな器に過ぎない それでも誰かを 照らせるなら この影さえも 意味になる
好きな君と 嫌いな僕 同じ心に 住んでいる 君は笑顔を 振りまいて 僕は暗闇に 隠れてる みんなが褒める その君は 僕が作った 虚構の姿 本当の僕は 醜くて 誰にも見せられない影
何者でもない この僕が 何者かになろうと 足掻いて 気づいたんだ この虚しさが 自由の証だって
鏡の向こうで 君が立つ こっち側では 僕が消える 光と影の グラデーション 境界線は 引けないまま 結局「自分」なんて 作られた物語 だからこそ誰かの 物語に 寄り添えるんだ この僕は
好きな君も 嫌いな僕も どちらも本当の 僕なんだ 天に昇り 星になるように 二つを抱いて 生きていく 虚構だからこそ 何にでもなれる 空っぽだからこそ 満たせるものがある 「自分」という檻を 壊した先に 「あなた」という世界が広がる
鏡の向こうも こっち側も 今日も静かに 揺れている 光と影が 抱き合って ひとつの優しさになるまで 結局「僕」なんて 幻想に過ぎなくても 誰かを幸せに できるなら
それでいい
世界はいつも 世界はいつも
いつもとかわらない
世界はいつも 世界はいつも
いつもとかわらない